佛教大学 学校教育職入門 Z1101 A評価

閲覧数1,284
ダウンロード数2
履歴確認
更新前ファイル(2件)

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     現代の「教師に求められる資質とは何か」についてまとめたうえで、あなたはどのような教師になりたいのかについて述べてください。
     明治19年の師範学校令の制定で教師が登場する。この時の教師像として、知識の伝達者であるとともに、政治的に中立で子どもに道徳的感化を与えうる人格を所有していなければならないとし「順良、信愛、威重」が大切であるとしていた。教師は経済的報酬を求めず薄給でその上奉仕的実践をすることを理想とする「聖職者論」が主流であった。
     その後、第二次世界大戦で敗戦し、これを機に日本の教育は様変わりしたのである。それまで臣民の義務とされていた教育が、国民の基本的人権のひとつとされ「権利」として保障された。これを受けて「聖職者論」から「労働者論」へと大きく転換したのである。
     そして1966年にはILO・ユネスコ共同勧告の「教師の地位に関する勧告」が出され「教職は、専門職でなければならない」と規定しており、教育の科学・技術の向上は、専門職化の重要な要件として位置付けられることとなった。
     「聖職者論」から「労働者論」さらには「専門職論」へと教師が求められる資質は変化していった。
     現...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。