平安時代の語彙

閲覧数1,987
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    源順の著作『和名類聚抄』をもとに、身体語彙について検討し、平安時代の語彙のあり方を考えるミニレポートです。

    タグ

    日本文化日本語医学平安時代平安心臓翻訳

    代表キーワード

    医学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平安時代中期、源順によって編まれた『和名類聚抄』を中心に、平安時代の語彙について考えてみたい。

     『和名類聚抄』は、漢語を見出しとして掲げ、漢籍を典拠としてその意を示し、相応する和訓を付したものが、意義分類でまとめられた、百科事典に近い国語辞典である。この辞書の、内臓語彙について検討してみたい。  

    現在、私達が使用している、心臓(シンゾウ)、肝臓(カンゾウ)、脾臓(ヒゾウ)、肺(ハイ)、腎臓(ジンゾウ)等の内臓語彙は、すべて漢語を音読みしたものである。『和名類聚抄』に掲載されている漢語の内臓名の表記は、現在とほぼ同じだが、その読みは大きく異なっている。心臓は、心(ココロ)、肝臓は、肝(キ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。