日大通信 税法 分冊1 合格レポート

閲覧数3,598
ダウンロード数45
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題:次の中から1問を選択し、番号に必ず○印を付けて答えなさい。
    1 租税の法的概念について論じなさい。
    2 租税法律主義の原則を説明し、その現代における法的機能を論じなさい。
    3 いわゆる「実質課税の原則」が現行法下で成立するか否か論じなさい。
    4 税法における信義則の適用関係を説明しなさい。

    タグ

    日大通信税法分冊1

    代表キーワード

    日本大学税法

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日大通信 税法 分冊1 平成25,26年度課題
     租税の法的概念とは何か論じる前に、租税とは何なのかという定義を探る必要がある。日本国憲法を見ても租税そのものを定義した規定は存在しない。法第30条及び第84条には、租税法律主義が規定されているが、租税そのものの説明にはなっていない。また、実定租税法にもそうした規定は存在しない。そこで過去には、ドイツのライヒ租税通則法などを参考に日本では様々な学説が提唱されてきた。それらは、財政学における定義であり、次の4つの要素が共通している。1つ目は、国又は地方公共団体が課税するということである。2つ目は、一般に財政経費に充当されることで租税の「道具的性格」と呼ばれる。3つ目は、租税の強制性と無償制についてで、反対給付ではなく強制的に徴収されることである。4つ目は、金銭給付によることである。以上の要素を含む定義は多くの学者によりなされてきたのだが、現代的租税概念の特質を十分には表現できてはいない。なぜなら、従来の租税の法論が明治憲法の旧弊を脱することができていないからである。従来の考え方によれば、租税は財政権力側の観点から定義されており、租税を納税者...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。