1回目で受け取って頂きました。検討も図を含めて全て記述しています。
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目的
メカトロニクスを構成する要素として,まず挙げられるものにセンサがある.そのセンスの手
段として,光,音,ガス (気体),温度,湿度,圧力,磁気などがある内,距離を測定するのには
超音波センサが魅力的である.しかし,超音波センサは光センサと比べて少し扱いづらい.ここ
では,超音波センサの特性を,基本回路を組んで実験的に理解する.
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原理
超音波センサの中枢をなす構成要素として,超音波トランスデューサとよばれる送信,受信の
ユニットがある.これらは超音波の出入り口となるスピーカーやマイクのようなものである.
超音波トランスデューサには固有の振動数があり,その振動数に対して最も感度が良くなって
いるので調整する必要がある.
超音波は光や電磁波と同様空気中を伝播するが,光や電磁波に比べてその伝搬速度は非常に遅
いため,超音波の伝搬時間は簡単に求めることができ,超音波の送信点と受信点の距離を求める
ことができる.発振器と受信機がほぼ同一の場所にあり,受信機からでた超音波が対象物に当たっ
て反射するエコーを受信機で受け,その間の時間を測定してこれを距離に換算する.超音波の空
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