R0711 法律学概論 第1設題 物権と債権の違いについて(A評価)

閲覧数1,399
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    民法物権社会法律債権問題権利登記現代自由

    代表キーワード

    法律学概論R0711

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題 物権と債権の違いについて
                   序
     現代社会におけるわれわれの日常社会生活に最も関わる民法の財産法における「物に」に関する権利の確定に関する物権と契約に基づく権利の発生と義務の履行に関する債権との相互関係について論じていきたい。そこで組み立てとして、まず(1)「民法における財産権とは何か」(2)「物権の特質」(3)「債権の特質」、最後に結論として(4)「物権と債権の相関関係」から物権と債券の違いを述べることとする。
    本論
    (1)民法における財産権とは何か
     民法上、財産権を統一的に定義した規定はないが、おおまかにいうと、物やサービスがもたらす経済的利益を内容とする権利を財産権という。これは、人格権、身分権や国家、社会の秩序に関する利益と財産権を区別するのに有用である。また、民法は、財産権を、物に対する権利である物権と、人に対する権利である債権とに大きく二分している。
    (2)物権の特質
     物権は、特定の物を直接に支配できる権利であり、物を全面的に支配できる所有権が物権の典型である。
     たとえば、所有権の内容、民法206条「所有者は、法令の制限内において...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。