不起訴を目指す弁護(痴漢冤罪)

閲覧数2,002
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    竹森・竹下法律事務所に、「息子が強制わいせつ罪で逮捕された。女性に無理矢理抱きついた、ということらしい。」との電話があった。弁護士の竹森一郎は、早速、被疑者の両親を事務所に呼んで事情を聞いた。両親の説明は、概要以下のとおりであった。
    「息子は、28歳で、従業員300名位の化学工業株式会社に勤務し、営業を担当している。1人暮らしだが婚約者がおり、20日後に結納を控えている。一昨日10日間の勾留になったと朝霞中央警察署から連絡があり、昨日息子と警察で面会してきた。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    下記の事例について、被疑者の弁護人として、不起訴をめざし、(1)被疑者にはどのような助言をすべきか、(2)更に被疑者からどのような事情を聴取する必要があるか、(3)どのような調査をする必要があるか、(4)何らかの法的申立の必要があるか、(5)示談についてはどう考えるべきか、(5)その他なすべき弁護活動を検討せよ。 <事例>  竹森・竹下法律事務所に、「息子が強制わいせつ罪で逮捕された。女性に無理矢理抱きついた、ということらしい。」との電話があった。弁護士の竹森一郎は、早速、被疑者の両親を事務所に呼んで事情を聞いた。両親の説明は、概要以下のとおりであった。 「息子は、28歳で、従業員300名位の化学工業株式会社に勤務し、営業を担当している。1人暮らしだが婚約者がおり、20日後に結納を控えている。一昨日10日間の勾留になったと朝霞中央警察署から連絡があり、昨日息子と警察で面会してきた。息子は、『転んだだけで、わざと女性に触ったりなどしていない。でも周りの誰も、自分の訴えを聞いてくれない』と言っている。私達も、あの子はそんなことをする子ではない、と信じている。是非弁護を引き受けて欲しい。」 ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。