電子工学概論  合格

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    電子工学概論
    (1)

    半導体とは、電気をよく通す「電気伝導体」や通さない「絶縁体」に対して、それらの中間的な性質を示す物質で、トランジスター、ダイオード、メモリー、マイクロコンピュータなどに使われています。電気をどの程度通すかという電気伝導性を周囲の電場や温度によって敏感に変化させる性質は、今日の電子機械にとって重要であり、電子工学で使用されるICのような半導体素子はこの半導体の性質を利用しています。代表的なものとしてシリコンがあり、半導体製品の多くがシリコンを主原料としています。
    n型・p型

    多くの場合、半導体として機能させるには純粋な真性半導体のままでは電気伝導性が低いため、ドーパント...

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