言語学概論第2設題

閲覧数2,030
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「人間の言語に共通する特徴のうち、恣意性・生産性について説明しなさい。」
     私たちが、普段から何気なく使っている「言語」には、様々な特徴があり、それらの特徴に基づいて「言語」が使われている。これらの特徴には、様々なものがあり、時代に応じても細かな点で特徴が変わっている為、多くの研究がなされているが、このレポートにおいては、アメリカの言語学者であるハケット(C.F.Hockett)がまとめた16の特徴のうち、「恣意性」と「生産性」について見ていきたい。
     まず、言語の「恣意性」とは、スイスの言語学者であるソシュール(Saussure)が提唱した言語の特徴であり、記号表現(シニフィアン)と記号内容(シニフィエ)の間には、一般的に、必然的な関連や動機性がないといった特徴である。テキストの例を引用すると、日本語では「ミズ」と呼ばれているH2Oのことを、英語ではWater、フランス語ではeau、ドイツ語ではWasserというように、すべて違う音声で表わされており、同じ「水」でも、慣習によって表記も読み方も違うものになるといったことである。この例で述べられている「水」も、英語圏やフランス語圏、ドイ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。