東洋史概説(分冊Ⅰ) 合格リポート

閲覧数4,070
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    報告課題集における、分冊1(前近代中国における農民反乱について具体的なケースを挙げて論述しなさい)についての合格リポートです。 私の文章でまとめたものですので、あくまで参考程度のご使用でお願いします。丸写しをして不合格となったとしても、こちらは責任を負いかねます。

    参考資料:『中国史3』「松丸・池田・斯波…他」【山川出版】(1997.7)
        『中国史4』「《上に同じく》」【《上に同じく》】(1996.6)

    返却時講評:
    テキスト以外の文献にもあたり学習してレポート作成したことを、まず評価します。
    内容については、紅巾の乱を取り上げている中で、リポートで触れている事例をさらに具体的に述べたり、説明を加えて、抽象的な表現から脱却を図ると、さらによいでしょう。反乱そのものの展開、それによる影響の明確化も図るとなおよしです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    東洋史概説Ⅰ
    課題:前近代中国における農民反乱について具体的なケースをあげて論述しなさい。
    本文:
     前近代中国における社会は、いわゆる「封建制度」のもとに成り立ったシステムだった。出来上がった支配階層の中で、土地の与えられた農民が地主へと年貢を納め、地主はそこの国を管轄する統治者に税を納める。資産のない者は総じて土地を貸与され、そこで生産物を作り出すことを従事させられる。それを拒めば生活の当てがなく、生きるために農奴の如くその土地に縛られ、自分たちが生み出した余剰生産物が地主の肥やしとなる。その搾取の比率が如何に暴利であろうとも、階級の底辺に位置する農民たちは、それに逆らえず、ただ与えられた仕事をこなしていくしかない。例え、その季節の収穫率が低かろうと、農民の生活のために必要な食物量が破綻しようと、搾取の量は変わらず、彼らは徐々に飢饉を味わうようになっていった。飢饉による餓死。そうした事態になろうとも、国は農民たちに何ら保障を与えず、どころかさらなる徴税を強いてみたり、搾取する側とされる側の関係は平行のまま、農民だけが辛苦を味わった。そんな状態についぞ耐えられなくなり、彼らは「農民反...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。