国語学概論分冊1

閲覧数3,712
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    指定の通信教育教材のうち、「日本語学とは」から「文章と文体」までの各章より、具体的に三項目を取り上げ、それぞれ600字程度でまとめなさい。
    <ポイント>
    テキスト全体を十分に把握した上で、具体的に取り上げる項目についてしっかり理解し、自分の言葉で記述すること。なお、WEB上の情報の無批判な引き写しはつまりらないので慎むこと。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    私たちが意思疎通のために発する音を言語音という。音を小さな部分に分解することができ、それらから別の組み合わせを作ることのできる性質を持つものであることから、拍手やあくびは言語音と呼ばない。言語音研究の方法には音声学と音韻学がある。音声学的にとらえた音の最小単位を単音といい、音韻論的にとらえた音の最小単位を音素という。言語音を発するために使用する器官を音声器官といい、音を作り出すための器官を調音器官という。喉頭には声帯、口腔には唇、舌、歯、歯茎、硬口蓋、軟口蓋、口蓋垂がある。また、ある種の音は口腔ではなく鼻腔を音の通り道として使用する。
    音を表記したものを音声記号といい、最も広く用いられているのが国際音声記号である。日本語で用いられる単音は、母音、半母音、有声子音、無声子音に分けられる。基本母音では、口の開き具合で三段階(狭母音イ・ウ、反狭母音エ・オ、広母音ア)、舌の前後位置で三段階(前舌母音イエ、中舌母音ア、後舌母音オウ)に分類される。ウは円唇性が弱いため音声記号mで表記される。口の開きの小さいイ・ウ等で無声化が起こる場合がある。無声化は該当する母音の下に。を付けて示す。子音は、呼気の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。