2012年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
【課題】
1.知能の概念に関して述べ、代表的な知能検査であるビネー式検査とウェクスラー式知能検査の指標の違いについても論ぜよ。
2.以下のWISCⅢのプロフィールから読み取れる児童の特徴と個別指導計画を立案するうえで必要な事項について述べよ。
FIQ110 VIQ97 PIQ122 VC100、PO123 FD82 PS120
言語性下位検査:知識9、類似7、算数8、単語11、理解13、数唱6
動作性下位検査:絵画完成12、符号12、絵画配列14、積木模様15、組合せ13、記号探し15、迷路9
※ 2012年度のレポート課題と、2013、2014年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2013年度、2014年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/
課題1:まず、知能の概念について述べていく。
知能とは、心理学的な構成概念であり、さまざまな研究者によってさまざまな定義がなされている。ウェクスラーは、「目的的に行動し、合理的に思考し、環境を能動的に扱う総合的・全体的な能力」と、知能を定義した。一方、ガードナーは知能にはリズム感や、音階の聞き分けといった音楽的知能なども含まれると考えた。カウフマン夫婦は、「問題を解決し情報を処理する個人の情報処理様式」と定義し、知能は、「能力」というより「様式」であるという見解を示した。
さまざまに定義された「知能」であったが、その後、知能とその関連分野のエキスパートである研究者達が同意した知能に関する声明文が発表され、その中で「知能とは、推論、計画、問題解決、抽象的思考、複雑な観念の理解、すばやい学習、経験からの学習といった能力に特にかかわる、非常に全般的な精神的な潜在能力である」と説明された。この文章は多くの知能に関連する分野の研究者において、知能が問題解決行動や学習の基盤となった。
次に、ビネー式検査とウェクスラー式知能検査の指標の違いについて論じていく。
ビネー式検査は、知能を何歳児の...
1単位目では、課題が2つあるのですが、購入したレポートには課題1しかないようです。
レポート文字数も、課題1で約2000字となっていますが、どうなっているのでしょうか?