大阪芸術短期大学通信教育部保育科、健康指導法、リポート評価C、平成25年
子どもの食育は食事基本法によると『食事をするということが、人が人として成り立っていく基本的なことえあって、食事を質、量、食事の摂り方、あらゆる面でよりよい方向に持っていくことが、人が健全で健康な状態に保たれる非常に大きなことだ』ということが前文で言っている。私たちにとって食事は生命の保持と健康の維持に深く関係している。また食事は子どもの身体の成長を助け、精神的にも大きな影響を与えている。現代社会において習い事などで個食が増え家族と食事を共有する機会が少なくなった。また食生活の欧米化により栄養が偏り、生活習慣病を促進してしまう。それによって子どもの今後の人生において心身共に貧しいものになるのではないかと危惧している。子どもは心身共に健康で豊かな食生活を過ごすためには大人が正しい食の知識を持ち、見本となって食事することを教える必要がある。これから食育を通して食事のあり方を書いていきたいと考えている。
まず子どもが食事を楽しいものだと理解することである。幼児期の体験はその後の人生に影響する。食事もまた体験するうえで大切である。食事はとても楽しいものであることを教えることも一つである。空腹感...