2012年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
また、本科目の科目終了試験の過去問と回答例も別データで販売しております。科目終了試験を受ける方、レポートに一工夫を加えたい方は参考にしていただければ幸いです。
【課題】
課題4:発達障害の個別の指導計画におけるアセスメントの種類と意義に関して、論述せよ。
*使用テキスト①の第12章、同②の第2章
課題 5:重複障害、重度重複障害、重症心身障害の定義に関し、それぞれ述べ、「学習指導要領に
おける特例」を含む教育の内容について概説せよ。
*使用テキスト③全編、使用テキスト①第7、16章を参照すること
課題6:重度重複障害児の実態把握とコミュニケーション支援の方法について述べよ
*使用テキスト③全編、使用テキスト①第7、16章を参照すること
※ 2012年度のレポート課題と、2013、2014年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2013年度、2014年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/
【講評】
課題1:視覚障害者の視覚、聴覚、触覚、心理についてはよく記述されています。
課題2:情報バリアフリーは特に重要である。ユニバーサルデザインへの言及も良い。
【本文】
(1)発達障害の個別の指導計画におけるアセスメントの種類と意義に関して述べる。
アセスメントとは、障害児者への支援サービスを選択するにあたって、どのようなサービスが適切であるかを判断する上で、必要な基礎情報を集めるための手続きである。アセスメントはIEDを立てるとき、またITPを立てるときに重要な役割を果たす。
アセスメントの種類は、①フォーマルアセスメントにインフォーマルアセスメントの2種類がある。①フォーマルアセスメントとは、主に標準化された知能検査や発達検査のことを示す。①で用いられる標準化検査は、(1)WISC-Ⅲ知能検査(2)K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー等がある。(1)の特徴として、WISC-Ⅲの結果からはIQの数値だけでなく、検査後の支援計画をたてる際に活かせるような本人の認知的特性を明らかにする事ができる。(2)は心理、教育アセスメントの道具として開発され、知能を「情...