第一設題、第二設題のセットレポートです。両方B評価でした。参考文献はテキストのみなので、効率の良いレポート作成に役立つになっているかと思います。
設問1:OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。
OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。
見る・聞く・話すことを中心とした経験主義教育は、思考力や判断力、生きる力において強調された問題解決能力を育成することが求められるPISA型調査で測定される学力の育成に力点を置いている。
ゆとり教育が行われたことにより、PISA型の学力は大幅に低下した。子ども達に学ぼうという意欲を喚起するためには「学ぶこと」そのものに対する価値を高めることが大切である。ゆとり教育では個性重視の名の下に「勉強できないことも個性である」といった誤解を生む土壌が育ちつつあった。進路を選択するにあたって、学ぶ姿勢を持ち続けるかどうかは今後の人生に大きな影響力をもつことはいうまでもない。したがって、子どもたちにはまず「勉強すること」の必要性や意味を教えることが、結果的に彼らの将来の選択肢を広げることになる。
学習指導要領は社会の変化をみすえた上で、10年...