佛教大学 通信教育課程
「社会科概論」の第1設題の2016年度の合格レポートです。
評価はA判定でした。
参考文献
「社会科固有の授業理論30の提言:総合的学習との関係を明確にする視点」明治図書出版
【タイトル】
本テキストで述べる社会科授業の基本構造について説明し、平成20年版学習指導要領における社会科の教科目標との関連を考察しなさい。また基本構造に基づく社会科授業の在り方について、いくつかの理論に触れつつ具体的な授業事例を挙げて説明しなさい。
【所見】
「リポート添削・評価の基準および留意点」に基づいて的確に論述されていました。
この資料をレポート作成の参考にして役立てて頂きたいと存じます。
2012年度から酷似しているレポートを判別できるシステムが導入されたので、本レポートをそのまま提出することは避けたほうが賢明です。
他にも『レポート』、『科目最終試験』、『教員採用試験筆記対策』、『教員採用試験面接対策』などをアップしています。
よかったらそちらも是非参考にしてください。
本テキストで述べる社会科授業の基本構造について説明し、平成20年版学習指導要領における社会科の教科目標との関連を考察しなさい。また基本構造に基づく社会科授業の在り方について、いくつかの理論に触れつつ具体的な授業事例を挙げて説明しなさい。
学習内容には構造が不可欠である。構造のない学習は、断片的知識の詰め込みに走りがちである。社会科が長く、知識の詰め込み教科と言われ続けてきたのは、知識の構造を明治できなかったからである。構造を持たない学習は、断片的知識の学習、はい回る学習との批判を受けることになる。まさに、総合的学習は、この批判の最中にある、総合的学習といえども内容構造が必要である。社会をわかるためには次の四本の柱がわかればよい。1つめは、自分の生活している地点の地理的、歴史的位置がわかる。2つめは、生産と消費およびその両者を結ぶ流通の仕組みと運輸、情報の仕組みがわかる。3つめは、社会の管理組織および基層文化・常総文化がわかる。4つめは、1つめとかかわらせながら、日本および世界の中の自分を、概略的な日本地誌・世界地誌および日本史・世界史の中に位置づけてわかる。この四本柱を、小・中・高の...