S0538【2013年度レポート】 学校教育課程論(中・高)

閲覧数2,034
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信教育学部「S0538 学校教育課程論(中・高)」のレポートです。
    本科目の対象テキスト(課題図書)から中心に作成し、自分なりの観点による論述を含めています。
    大いに活用し、レポート作成から学習へと役立てていただければと思っております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題
     中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめて下さい。
     今日、子供達の学力低下に関する議論が盛んになっている。それを受けて、文部科学省は2011年4月に新しく学習指導要領を改定し、これまでのゆとり教育の路線からの方向転換を企図している。それによれば、体験重視の「総合的な学習の時間」を削減し、国語、算数等の授業時間へと振り替える事が謳われている。これまでの「ゆとり教育」が、学力低下論に押される形で振り戻されたといっても過言ではない。教育課程を再編する上において、これまでの改革の方向性に対する一定の見直しが迫られるであろう。
     教育課程を考える際、大きく二つの観点が求められている。一つ目は、時代に相応しい教育とは、また、子供達に求められる授業のあり方とは何かといった、教育の本質に関わる問題である。子供の教育には、「見る・聞く・話す」を中心とする「経験主義」と、「読み・書き・算」を中心とする「系統主義」といった2つの考え方があり、どちらを教育の本質におくのかは、その時期その時代の教育をめぐる諸状況のあり方に大きく依存する。二つ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。