小学校における生徒指導は、幼児期に獲得した人格の基礎に立ってこれを発展させるとともに、青年期以降の諸課題に十分対応しうる基盤を培うといった、複数の方向への取り組みが求められる。具体的には、ハヴィガーストの児童期(6−12歳)の発達課題より、同年齢の友人と仲良く付き合う能力、男(女)子としての適切な性役割の理解、健康安全を守る態度、学校生活への適応、良心・道徳性・価値判断の尺度の発達、個人としての独立性、社会集団や社会的機関に対する個人的態度の発達、などを目指す必要がある。
「小学校における生徒指導は何を目指したものか、また、留意しなければならないことは何か、説明せよ。」
小学校における生徒指導は、幼児期に獲得した人格の基礎に立ってこれを発展させるとともに、青年期以降の諸課題に十分対応しうる基盤を培うといった、複数の方向への取り組みが求められる。具体的には、ハヴィガーストの児童期(6-12歳)の発達課題より、同年齢の友人と仲良く付き合う能力、男(女)子としての適切な性役割の理解、健康安全を守る態度、学校生活への適応、良心・道徳性・価値判断の尺度の発達、個人としての独立性、社会集団や社会的機関に対する個人的態度の発達、などを目指す必要がある。生徒指導とは児童・生徒の...