【明星大学】児童心理学3単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育部 児童心理学3単位目合格レポート
    2013年に合格したものです。

    課題
    1、知能の発達に影響する環境的要因及び心理的要因について述べなさい。
    2、フラストレーション耐性について説明し、その育成の要因について述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1、知能の発達に遺伝と環境のどちらが大きく影響を及ぼすのかについて、いまだその意見は一致していない。だが、数々の研究がなされてきた中で言えることは、遺伝的な発達の可能性があっても環境状況が貧しければそれは十分に発達しきれないということである。

     家系調査法によって、すぐれた研究者の血縁者にはすぐれた人が多いという結果が出ているが、これは環境条件の類似性によるところが大きいと考えられている。すなわち、知的発達に有効なしつけや養育態度、モデリングなどが行われている環境が与えられているということだ。ピングによれば、高能力群の母親の子育てには①幼児期からの言語刺激②食事などの会話への参加③失敗をとがめない④児童期に物語に触れさせる⑤幼児期から注意深さをしつける⑥求められてはじめて援助を与えるなどの共通点がみられる。このことからも、豊かな言語環境を持ち1つ1つの行動を丁寧に確実に行うようにしむけていく養育態度によって育てられた子どもはしっかりと知能を発達させることができると考えられる。また、認知発達の基礎は子どもが多くの経験を蓄積し、多様な課題解決の機会をもつことである。そのことからも、経済的...

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