<2013>(明星大学)【教育原理】[PA1020]2単位目

閲覧数1,254
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    明星大学通信教育における2013年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
    ○講評
    戦後の教育改革と現代の教育課題について適切にまとめられています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原理

    2単位目

    ○課題

     1.戦後日本の教育改革について3点を取り上げ、要点をまとめよ。

     2.現在の学校教育の課題について考察せよ。
    1.戦後、我が国では急速に教育改革が行われてきた。今回は、様々な教育改革の中から3点の論点を取り上げ、今日の教育問題を考える手掛かりとしたい。

     一つ目は、「教育の中央統制から地方分権へ」についてである。日本の戦後の教育行政は、教育行政の民主化、地方分権化などを基本原則として出発した。これらはいずれも昭和21年3月の「米国教育使節団報告書」に基づいている。教育行政の民主化というのは、国民自身が行うということで、「民衆統制」ともいわれる。その中でも「教育委員会制度」は、地方の教育行政を実際に行う人間を地域の住民が直接に選ぶことで、自分たちの意思を反映させるものである。しかし、一般行政からの独立にとって一番肝心なのは財政面での独立であるが、教育にかかる費用が増えて自主財源で賄うことができず、一般行政からの補助を仰ぐ状態となって、独立化は名目だけのものになっているのが現状だ。

     二つ目は、「教員及び教員養成の制度改革へ」についてである。戦前の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。