佛教大学通信教育課程 S0104教育方法学 第一設題レポートです。
『OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。』
2013年度 B判定
レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!
S0104
教育方法学 第一設題
佛教大学通信教育課程
OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。
OECD加盟国のPISAは、2000年から3年おきに「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野に関して行われている調査である。特定の学校カリキュラムをどれだけ習得しているかをみるのではなく、「生徒がそれぞれ持っている知識や経験をもとに、自らの将来の生活に関係する課題を積極的に考え、知識や技能を活用する能力があるかをみるもの」であり、日本の学校教育における新しい学力観に基づくテストであるといわれている。ここで言う「新しい学力観」とは、ゆとり教育の基礎にある考え方で、「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力」を育成することを目的としている。PISAの影響により、2008年の学習指導要領改訂では「基礎的・...