教科教育法(社会・地理歴史)Ⅲ_第1回レポート課題

閲覧数1,539
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    課題 昨今の歴史教科書問題を取り上げている文献を読み、その内容も踏まえながら、「歴史教育と歴史認識」と題する小論文を作成せよ。
    2000字程度
    転載等は禁止します。参考に留めてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    歴史教育と歴史認識
    ━歴史を学ぶ━
     扶桑社の旧版の「新しい歴史教科書」の序章に、西尾幹二執筆の「歴史を学ぶとは」があった。西尾氏は、「歴史を学ぶのは、過去の事実について、過去の人びとがどう考えていたかを学ぶことなのである。」と述べている。事実ではなく、過去の人びとがどう考えていたかを学ぶことが歴史の学びであるとした。中・高校と歴史教育は暗記であると学んだ私にとって、この言葉は非常に新鮮であった。そして、「歴史を学ぶとは、今の基準からみて、過去の不正や不公平を裁いたり、告発したりすることと同じではない。過去のそれぞれの時代には、それぞれの時代に特有の善悪があり、特有の幸福があった」とし、「歴史は民族によって、それぞれ異なって当然かもしれない。国の数だけ歴史があっても、少しも不思議ではない」と述べ、「歴史に善悪を当てはめ、現在の道徳で裁く裁判の場にすることもやめよう」と主張している。
    ━歴史教科書問題━
    教科書に書かれている歴史の内容が問題になるのは、それを読んだ子どもたちに与える影響が大きいからである。つまり、教科書に書かれていることが正しかろうと正しくなかろうと、教科書に記述されてい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。