国文学概論 分冊1 H25-26年度課題

閲覧数3,445
ダウンロード数70
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    【日大通教】国文学概論 分冊1 H25-26年度課題 合格リポート

    〈物語文学の流れを概観する中から、その美意識の変遷を踏まえて、「文学」の果たす役割について考察しなさい。〉

    「丁寧にまとめられている」との講評をいただきました。
    キーワード使用しています。参考文献記載しています。拙い文ではありますが、参考用としてお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国文学概論 分冊一

    物語文学の流れを概観する中から、その美意識の変遷を踏まえて、「文学」の果たす役割について考察しなさい。

    〈キーワード〉①文学とは何か ②和歌と物語 ②「あはれ」と「心ふかし」 ④話型 ⑤人の生き様
    『国文学概論』教材によると、物語文学は単なる「はなし」とは違って、主観的に相手の心情に訴え、相手の注意をひきつけようとする傾向を持つ物語の形をとった文学で、芸術化し作品化したものを主とするものである。

    物語文学は「はなし」を基にして、創作的な工夫を加え、独自の方向に発展を遂げたものである。小説、説話や戯曲などと根底は同じとしながらも、作品としては異なったものである。物語は一般に、英雄や貴族を中心として貴族性の高いものを扱い、叙事性に抒情性を交え、主観的作為を重んじる。また人生観照や会話性、思想性を持ち、調和美を重んじる。他の文学との間には、多くの共通性が見られるものの、同じではない独自性を持つことから、諸文芸のいわば中間的な性質のもので、それゆえ複雑な要素を含むという特色を持つ。

    前期物語の代表的な作品の一つは、現存最古の物語とされる「竹取物語」である。仮名で書か...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。