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テキスト内の「図画工作科の内容と構成」(第2章 第2節)を読み、「表現領域」および「鑑賞領域」について要約した上で、「共通事項」について考察しなさい。(1000字程度)
図画工作科の領域内容は、「A表現」及び「B鑑賞」に分けられ、A表現は「表現(1)」の「造形遊び及び「表現(2)」の「絵・立体・工作」に分けられる。
A表現における表現(1)の「造形遊び」は身近な自然・人工の材料、その形や色の特徴を生かした造形活動である。子供は対象に働きかけ、自分の感覚や行為を通して形や色を捉え、そこから自身のイメージを基に自由に発想し、表現したいものを構成し体全体で「創造的技能」を獲得していく。つまり造形遊びは「遊び」が持つ特性を活かし、子供の意欲や自主性・自律性等を発揮する場を体験的な学習の場として取り入れた子どもの主体性に基づく活動である。また低学年では材料、中学年では材料や場所、高学年ではそれらの特徴を基にした活動を意図しており、低中高学年で活動の場が広がり、感覚や行為から発想・構想し、つくっていくことで共通している。表現(2)の「絵・立体・工作」は子どもが感じ、想像し、見たことから表した...