政治学原論 分冊1

閲覧数1,919
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    課題
    政治権力の概念と構造について論じなさい

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    政治学原論分冊1
    参考文献
    政治権力――その構造と技術上・下 斎藤真・有賀弘 東京大学出版会 1973/05/01
    政治は社会に存在するさまざまな異質的対立や矛盾を克服して、統一的秩序を形成することに目的があるとされる。しかし、人間には理性的側面と非理性的側面があり、それはそのまま人間の社会にも反映してくる。したがって人間社会を秩序づける原理もまた理性的側面と非理性的側面を持つ。
    理性的側面は、いわゆる現代デモクラシーの原理を構成している多数決原理や討論の原則などであり、他方、非理性的側面は、伝統・慣習・宗教などをあげることができよう。C・Eメリアムは権力の合理的側面を権力のクレデンダと呼び、非合理的側面を権力のミランダと呼び、対比させた。一方、人間の権力願望という側面も大切である。権力欲といえば、欲情とならんで人間の最も奥深い欲望であるとされ、権力を追及する人間は、盲目と狂気に身をゆだねるものとされた。しかし人間社会に権力がなくなれば、どういうことになるだろうか。社会秩序を乱すさまざまな犯罪が無差別的に起こったとしても、それを取り締まる機構がなければ、それらは野放しにされ、人間の社会...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。