Z1117、教育方法学(中・高)

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    Z1117、教育方法学(中・高)のレポートです。

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    従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。
     2008年に公示された学習指導要領では、「確かな学力」の育成に向けて、「基礎的・基本的な知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」をバランスよく育んでいくことが求められている。また、教育計画論の視点から教育には、「教える」営みと「育てる」営みがある。そして、「知識・技能」といった計量可能な学力は「教える」営みと、「思考力・判断力・表現力」といった広義の学力は、「育てる」営みと親和的である。そこで、本論では、「従来の知識伝達を重視した授業」を「教育をする側からの視点を意識した授業」、「主体的な学習を基本とする授業」を「学習者の視点を意識した授業」と位置付けて、設計と評価の比較を行う。

    授業設計の比較

     1つ目に、授業を設計するには、どのよう様な形態であると、教育者にとって教えやすいのか、学習者にとって学びやすいのかを考えなければならない。教育者からの視点での授業形態には、「一斉授業」や「ティーム・ティー...

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