2016年の問題に対応しております。
道徳教育の研究(中)の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は900~1200文字の範囲内で作っております。
・学校における道徳教育の役割について述べよ。
・家庭における道徳教育の役割について述べよ。
・地域社会における道徳教育の役割について述べよ。
・人間にとって自律的な生き方とは何かについて述べよ。
・国際理解教育と郷土愛の道徳的意味について述べよ。
・教育基本法の改正によって、道徳教育はいかに変化したかについて述べよ。
テキスト 田中圭治郎編2006『道徳教育の基礎』佛教大学通信教育部
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
学校における道徳教育の役割について述べよ。
はじめに、道徳教育の意味を述べる。道徳教育は、大辞林では「社会において望ましいと考えられている価値観や価値体系に基づく意識や行動様式・生活態度の形成をめざす教育」と述べられている。
道徳教育とは、次の世代を担っていく子どもたちに、人間としてふさわしい社会規範を身につけさせることである。それはまたは子ども一人ひとりが幸せになることを前提としており、子どもたちのもっているさまざまな豊かな能力を見つけ、それを伸ばすことが必要となってくる。その能力とは、知識、情操、身体の三領域からなっており、それらの調和がとれて発達していくことが必要なのであり、道徳教育こそ、この調和のために欠くべからざる核となるものである。
道徳教育は教育中のいわば中核である。したがってそれはただ単に学校教育のみで果たすべき課題ではない。家庭ならびに社会のになうべき役割がきわめて大であり、学校の場だけでなく、家庭、社会の場で、総合的に行うのが良い。
しかし、都市化の進展や家庭の機能が変化する中で、今日、家庭や地域社会の教育力が低下している。このため、子どもの立場を中心に、家...