【課題】テキストの第3章から2名取り上げ、彼らについて更に調べて、テキストでは説明・言及されていない面を中心に、この2名の教育思想の特徴について説明しなさい。
【評価:A】
【参考文献】
「教師にとって愚直とは何か」 著者:師井恒雄 出版社:一ツ橋 書房 1970年4月10日発行
「新編教えるということ」 著者:大村はま 出版社:ちくま学芸文庫 1996年6月10日発行
【お願い】参考としてご覧下さい。
第2課題 第3設問
戦前・戦後を通して子どものための教育を追求し続けた教師、師井恒男と、それとほぼ同時代の女教師、大村はまの教育思想の特徴について説明する。
私が考える師井の教育思想の特徴のひとつめは、子どもや親の側から教育のありかた、教師の動きを考え直す視点を大事にした点である。
ふたつめは、授業を共同で研究することを重視した点である。
みっつめは、子どもと直接関わり実践していなければ、教育者とはいえないと考えた点である。
彼が教師となったのは昭和5年。「訓練第一・厳罰主義」体制の中、だれも授業について議論しない学校に疑問を抱き、校内で孤独を感じていた師井は、生活綴...