政治参加者とその構造(政治学)

閲覧数1,602
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     政治過程において、参加者というものは当然にして必要不可欠であり、その種類は様々である。
     ①現在の政策決定・運営において中心的役割を果たすのが国会・中央政府である。国政選挙において選出された国会議員は自らの選出母体の選挙区などに政策的利益を誘導できるように活動することが多い。中央政府には官僚も含まれる。政策決定の細部、行政実務を担っているのがこの官僚機構である。
     ②地方政府は制度上では独立した地位が与えられているが、現状では国の機関委任事務がその業務の多数を占め、予算編成においても国の地方交付税に頼る傾向が強く、中央政府に支配される傾向があり、独自性を発揮する自治体は少ない。
     ③企業・財界は政策決定に大きな影響を及ぼしている。企業業績は株価等を変動させ、それに伴い政府は政策の変更等をする必要がある。また、企業・財界からの献金は議員・政党の政治活動を支えるのに大きな役割を果たしている。
     ④圧力団体は、その組織力を行使して選挙時の候補者推薦・選挙資金の提供・ロビイング活動等を通じて国会議員・政党等に圧力をかける。日本においては日本経団連(日経連・経団連が合併)・日本労働組合総連合会...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。