佛教大学通信教育
Z1312 教科教育法英語1
第1設題「音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。」
C評点レポートです。
第2設題「非限定文句の用例を用いた分詞構文導入や綴字と発音の間の基本法則の指導法、第一次言語運用と第二次言語運用の指導法をまとめなさい。」
C評点レポートです。参考として学習にお役立てください。
第1設題
音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
ヴィルヘルム・フィーエトル(Wilhelm Vietor)
ドイツの英語学者・音声学者。文法・訳読式教授法に取って代わる口と耳から入る直接教授法を唱える。『言語教授改善論』(1882)で、外国語の習得は、翻訳によらず、自国語で考えず、当該外国語の発音・連語・構文の模倣によるべきであり、従って外国語の教師は音声学の素養を必要とすること、語彙は脈絡のある文から成るテキストを使い、会話によって習得すべきであること、などを説く。
ポール・パシー(Paul Passy)
フランスの音声学者。前述したフィーエトルの直接教授法に賛成する。1901年、フランスの学校で、外国語教育に直接教授法を用い、特に発音の教授にいわゆる音声学的教授法を採用する。
オットー・イェスペルセン(Otto Jespersen)
英語学界の金字塔と言うべきA Modern English Grammar全7巻の著者。現代語教授法についての著書も著す。この本で、初学者に対しては発音...