教科教育法英語1は、教育実習の判定科目で特に重要なので力を入れて、作成しました。2014年の12月試験で80点で合格しています
[採点基準]
この科目は4単位ですので各6問題と学習指導案になります。
採点基準は、各6問題では簡潔さ、学習指導案では内容で評価されます。
各50点なので、学習指導案50点はしっかり準備して60点の合格ラインを目指すことお勧めします
[注意点]
各6問題は簡潔に記載することに注意して下さい。特に箇条書きと問題にある場合なるべく一行ずつにまとめます。
教授から、箇条書きは一行程度ずつでまとめることであると指摘を受けたためです
テスト用紙も一枚なので学習指導案のスペースを確保して、簡潔に要点をまとめてください
学習指導案の作成の注意点とポイント解説も記載しています
Z1312 教科教育法英語1
【設題1】クラッシェンが提唱している第二言語習得に関する五つの仮説について述べなさい。
クラッシェンの5つの仮説は次の通りである。
①習得-学習仮説:成人には第2言語の能力を伸ばす方法が2つあり、一つが言語習得、もう一つが言語学習によるものである。言語習得は、子供が言語を習得するように、自然で無意識的で潜在的と言える。言語学習は、言語の規則を学習し、意識的で、顕在的知識であるといえる。
②自然順序仮説:すべての人が同じ順序で文法構造を習得するわけではないが、一般的に、予測可能な順序で文法構造が習得され、文法構造によって時期が異なる。
③モニター仮説:意識的な学習は、発話を生み出すことはなく、文法的正確さをチェックするモニター、エディター機能としてのみ働く。
④インプット仮説:現在の習得レベルより少し高いレベルのインプットを理解することによって言語を習得する。聴解力と読解力が最も重要で、このインプットを理解した後で、話す・書く能力は自然に身につくものである。
⑤情意フィルター仮説:学習者が不安感を持つと、習得を阻害する心理的障害である情意フィルターができてし...