『知識基盤社会において、教師が経験に基づきながら、自らの教育技術や判断力を高めるための効果的なICTの活用方法を考えなさい。とくに、教育の情報化や育成すべき人材像をふまえて、必要とされる教師の視点から具体的に説明せよ。』
※シラバスの留意事項に沿い、必要に応じて調査してまとめてあります。佛大で小学校1種免許の取得を目指す皆さんは是非ご活用ください。
(他教科も多く載せていますので、ぜひ検索してみてください。)
『知識基盤社会において、教師が経験に基づきながら、自らの教育技術や判断力を高めるための効果的なICTの活用方法を考えなさい。とくに、教育の情報化や育成すべき人材像をふまえて、必要とされる教師の視点から具体的に説明せよ。』
平成23年度、小学校において新学習指導要領が本格的に実施された。そのカギとなるのは「いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力の育成」である。この学習指導要領は新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として、飛躍的にその重要性を増す「知識基盤社会」の時代を見据えて作成された。その知識基盤社会において、本レポートで述べるICTは重要なキーワードとなる。
そもそもICTとは、Information and Communication Technologyの略であり、情報通信技術を意味している。なぜ国が新学習指導要領においてICTを重要視しているのかという理由に、PISA調査における読解力の低下や記述式問題に対する課題などが挙げられる。これらの問題を解決す...