S0610 国語概論 最新 2018年度 A評価

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    資料紹介

    設題1

    適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的関与」の観点から考察して述べなさい。



    参考文献

    文部科学省編 『小学校学習指導要領解説 国語編(平成20年)』 東洋館出版社



    参考文献をもとにわかりやすくまとめています。

    ぜひ参考にしてください。

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    適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的関与」の観点から考察して述べなさい。
    2008(平成20)年に告示された新学習指導要領において、国語科の目標は、「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる」と記されている。国語科は全ての教科及び日常生活の基本となる能力であり、国語科の教育は非常に重要である。

    適切な言語運用を可能とする能力である「国語力」について考える場合には、「基盤的言語力」「文脈的言語力」「主体的関与」の3つの要素に分けて考えることができる。この3つの観点から順に述べていく。

    ①基盤的言語力と「読む・書く・話す・聞く」こと

    文字、語彙、文法、音声といった「言葉」の基盤となる力である「基盤的言語力」がある。文章を読む際に読めない字、知らない語があれば正確に理解することができない。文章の中の情報を理解する為には、文字や語彙、文法、音声に関する基本的な能力を習得する必要がある。

    日本語の特徴として、漢字、片仮名、平仮名といったたくさんの文...

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