教育原論メディア後期課題試験 一斉教授と個別教授について

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資料紹介

日大通信、教育原論メディア後期(MB)課題試験の合格レポートです。参考資料としてお使いください(丸写しはご遠慮願います)。
 課題内容
 一斉教授と個別教授の定義を述べた上で、それぞれの理念・原理や特徴を述べなさい。(授業内容と関係のないものは、採点の対象になりません)
参考資料 日大教育原論学教科書

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

問題:一斉教授と個別教授の定義を述べた上で、それぞれの理念・原理や特徴を述べなさい。(授業内容と関係のないものは、採点の対象になりません)

【解答文字数: 1600字以上2000字以内】
 一斉教授とは、一人の教師が同年齢・同進度の多数の児童・生徒を対象に同一の教科内容を同時に教えるという方式である。この方式は19世紀後半以降、本格的に採用され、普及してきた。

この一斉教授方式をいちはやく提唱したのはコメニウスである。一斉教授の理念・原理や特徴について、コメニウスの残した『大教授学』により説明する。

『大教授学』の性格について、副題の形で、「あらゆる人に、あらゆる事柄を教授する・普遍的な技法を提示する大教授学」と説明している。このことから『大教授学』が一斉教授の定義に沿って作られ、一斉教授が誰でも等しく教育を受けることが出来るようにという理念に基づいていることがわかる。コメニウスは従来の教育は秩序も教授法も様々であった問題点を挙げ、一斉教授の原理を以下のように説いた。

1.一人の教師が1学校、少なくとも1学年(学級)に必ずいること。

2.1学科には同一教科書1冊を使うこと。
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