P6103 英語学概論のテスト解答6題セットです。高得点で合格済みです。【あきらめず、印刷して電車などの移動中や入浴中などの隙間時間を利用して、キーワードだけでも覚えてみてください。】すべての解答を設題に沿ってその教科書の範囲を熟読してから、重要語句やキーワードを残さず含む解答を作成しました。また、文章のつながりを自然にすることと、論理的に論述するよう工夫し、つぎはぎだらけの解答であるという印象を与えないようにしました。また教科書の具体例を順番通りにすべて解答に含めていますので、キーワードを含んだ文で加点される文であると同時に、読んでいて覚えやすく身につきやすい解答文であると思います。ただ解答を読むだけでも内容が理解しやすく覚えやすい解答であると思いますので、ぜひ参考になさってください。
①aとtheの違いを、「は」と「が」の違いと対比させながら具体例を挙げて論じなさい。
日本語の副助詞「は」と格助詞「が」は、「は」は既知・旧情報を表し、「が」は未知・新情報を表す。
a.クジラはほ乳動物である。
b.花子は京都出身です。
例文aは「クジラは何動物ですか」「クジラはほ乳動物ですか」という問いに対する答えであり、例文bは「花子は京都出身ですか」「花子はどこの出身ですか」という問いに対する答えである。つまり、「は」より前の部分の「クジラ」や「花子」は問いの中にすでに存在する旧情報であり、「は」以降の部分でそれに関する新情報が提示されている。
c.クジラがほ乳類である。
d.花子が京都出身です。
例文cは「どちらがほ乳類ですか」「ほ乳類はどちらですか」に対する答えであり、例文dは「どなたが京都出身ですか」「京都出身はどなたですか」に対する答えである。つまり「ほ乳類」や「京都出身」は問いにすでに出ている旧情報なのに対し、「が」の前の部分は未知の新情報である。
旧情報の「は」と新情報の「が」を英語と対比すると、
「むかしむかし、一人のおじいさんが山に竹を取りに行き...