学校教育課程論のテスト解答6題セットです。高得点で合格済みです。【あきらめず、印刷して電車などの移動中や入浴中などの隙間時間を利用して、キーワードだけでも覚えてみてください。】すべての解答を設題に沿ってその教科書の範囲を熟読してから、重要語句やキーワードを残さず含む解答を作成しました。また、文章のつながりを自然にすることと、論理的に論述するよう工夫し、つぎはぎだらけの解答であるという印象を与えないようにし、なおかつ教科書の順番通りにキーワードを含む解答文であるため、高得点が期待されます。理解しやすく覚えやすい解答であると思いますので、ぜひ参考になさってください。
①学習指導要領の変換を見たとき、1958年の改訂によって学習指導要領の性格は大きく変容した。その内容について中学あるいは高校を例にしながら述べなさい。
経験学習によって児童・生徒の基礎学力が低下したことや、青少年の非行、規律の低下などが問題となり、学校教育においても何らかの対応策が求められるようになったことから、198年の学習指導要領の改訂においては、それまでの経験学習的なカリキュラムから系統学習的なカリキュラムへの転換が図られた。
この改訂においては、道徳教育の徹底、基礎学力の充実、科学技術教育の向上が重視され、教育課程は、各教科、道徳、特別教育活動、学校行事等の4領域に構成された。授業時間数に関しては最低授業時間が規定され、中学校では1単位時間は50分、平均授業日数は35週とされた。また、学習指導要領の名称から「試案」の文字が消滅し、法的拘束力が強化された。
特設時間「道徳」の設置については、戦後道徳教育は一貫して社会科及び学校教育全体で行うべきとされてきたが、効果が上がらず、青少年の非行の増加などが社会問題化したことが背景となっている。道徳の時間は毎学年、毎週1時間、学級担...