【日大通信】 観光事業論(科目コード0897)分冊1 合格リポート

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    資料紹介

    観光事業論(科目コード0897)分冊1

    〈課題〉
     観光事業の目的と役割を踏まえて、環境事業の特色を指摘しなさい。

    〈ポイント〉
     まず、事業とは何か、また事業にはどんな特色があるかを確認したうえで、観光事業とはいかなる活動であるかを明示する。そして観光事業の目的と役割に触れる前に、改めて、観光とは何かを整理しておく。そうすることによって、観光事業の目的と役割が鮮明に浮き彫りされる。
     つぎに、上記の観光事業の目的と役割を踏まえて、観光事業にはいかなる特色があるかを明示する。その際、観光事業を展開する観光事業者、観光事業の対象となるモノ、および観光する観光者(観光客)の立場のそれぞれに注視し、観光事業ならではの特色を指摘すること。

    〈キーワード〉
     事業、事業主体、観光事業、地域差、非主導的・牽引的事




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    ⒈事業とその特色

     まず事業とは、ある指針や目的目標、使命、あるいは樹立した政策や戦略に基づいて、これらを達成させるために経営資源を確保して、主として国内外の市場、顧客、消費者(生活者)のニーズ・ウォンツを把握し理解し、その変化に適応して、市場、顧客、消費者(生活者)を満足させる組織的・継続的活動を実行し、あるいは創造することであり、その過程をいう。

     事業の特色は、第1に、その目的が、元来、既存顧客を満足させ、新規顧客を戦略的に創出することである。第2に、最終的には営利を獲得するとはいえ、営利はあくまでも事業存続のための糧であって、本来、公共性の高い事業は、社会性、透明性、公平性、および利便性が求められることである。第3に、一般に経済活動の場所的単位として事業所(会社・事務所、営業所、商店、旅館など)を設置し、あるいは施設を建設し、その構成員によって、技術革新、製品などの企画・開発、原材料の仕入れ、生産、営業、販売、およびサービスなどを提供することである。

    ⒉観光事業の活動、観光とは何か

     観光事業は、サービス産業としての観光産業を、主として組織の担い手としての私的観光関連事...

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