日大通信 保健体育講義I

閲覧数1,780
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ご利用は自己責任でお願い致します。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.生活環境
    生活環境とは、我々個人を取り巻く外界現象の総合であり、因子別には、①物理的環境(空気、光、音、熱、放射線等)、②化学的環境(ガス、蒸気、粉塵、溶剤、金属等)、③生物的環境(細菌、ウィルス、寄生虫等)、④社会的環境(個人以外の人間、家庭、学校、産業、町村、都市等)、⑤文化的環境(習慣、宗教等)に分類される。
    生活環境は我々の周りに単に存在するのみならず、我々の生活と密に関係し、絶えず影響を与えている。従って、生活環境が悪化すると、我々の生活にも、悪影響をもたらすことがあり、このような問題を環境問題という。ここでは、環境問題を上記生活環境因子のうち、①物理的環境及び②化学的環境を取り上げて検討する。
    2.物理的環境における環境問題
    物理的環境は、自然界の要素の中でも、人間が生命活動を行い、健康を維持するための環境である。従って、物理的環境が悪化すると、我々の健康のみならず、生命にも悪影響を及ぼすおそれがある。
    例えば、空気は温度と湿度の影響で、不快指数が一定の数値を超えると、人間に不快感を与える(不快指数70で人口の約10%、75で50%、80で全ての人が不快に感じるとされて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。