設題に対する解答を、テキスト・レポートから抜粋し、分かり易くまとめております。
【短時間で一発合格】 を目標に毎試験に臨みました。
従って、脈絡なく意味不明のまま覚えるのではなく、語句のつながりを大切にし、
スーッと頭に入るように心がけて作成しています。
本解答案を暗記することで、私は一度も科目最終試験に落ちずに済みました。
さらに、少量の私見等を盛り込めば、概ね裏面3分の1まで、答案用紙が埋まりますので、
安心して採点結果を待つことができると思います。
皆様の、スムーズな学習のご参考になれば幸いです。
★設題内容★
①15世紀末から16世紀末(ルネサンス)の散文と詩について
②17世紀前半(清教徒革命まで)の文学について
③1837年から、1901年(ヴィクトリア朝)の小説について
④1902年から、1939年(第二次大戦まで)の詩と劇について
⑤1798年から、1836年(ロマン主義時代)の文学にについて
⑥1902年から、1939年(第二次大戦まで)の小説について
P6301英文学史
15世紀末から16世紀末(ルネサンス)の散文と詩について
15世紀は政治、社会、文芸のすべての面において暗い時代であった。
封建貴族の頂点に立つ王室(プランタジネット朝)は、無欲なフランス侵攻を繰り返した。フランスの神がかり的なジャンヌ・ダルクの奮戦により、イギリス軍は敗退した。
同時に、国内では内戦が始まった。有名なバラ戦争である。赤バラのランカスター家と白バラのヨーク家が天下を二分して戦った。さらに、黒死病の大流行により、農村人口は3分の2にまで落ち込んだ。
しかし、バラ戦争が終結し、ヘンリー・チューダーが、ヘンリー7世として即位し、チューダー王朝を成立した時点から、イギリスの歴史は大きく変換した。商業活動を発展し、イギリスの国力が上昇したのだ。
さらに、文芸の面では、印刷業が確立した。中世末期から、英語が知識の伝達手段として広がり、識字率も高まっていたので、印刷術の確立は、影響がとても大きかった。こうして、時代は、ルネサンス、宗教改革、エリザベス女王による、栄光の時代を迎えるのだ。代表的な作家は、
Sir Thomas More(モア)は、イギリスにおけるルネ...