【佛教大学通信】 P6701 異文化理解(西欧) 【レポート 第1設題】

閲覧数1,982
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    皆様の一助になれば幸いですが、参考程度にご使用願います。

    EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。
    「国境なき共同体」。これはEUにとっての第一キーワードである。あらゆる所にこの語が掲げられており、ヨーロッパ人の中には「ユートピア」とさえ言い切る人々も存在する。しかしそもそも、統合を実現させたマーストリヒト条約前文には、「EUは、加盟国家間とその国民間に緊密かつ連帯的な仕方で関係を組織していくことを使命とする」(A条)とうたわれている。ここに、緊密に結ばれた連帯的ヨーロッパを形成するために、「国家」という単位を挙げざるを得ない点にEUのジレンマを感じることができる。このような状況下でも、統合ヨーロッパに自分たちの自由と発展を試み、未来の希望を託そうとする人々・集団も存在する。例えばスコットランド・カタルーニャ・アルザス等のいわゆる「マイノリティー地域」に住む人々である。もちろん、統合ヨーロッパと民族の間には様々な問題が混在するが、「開かれたヨーロッパ」としてのEUの果たす役割は大きいと考えられる。EU誕生...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。