設題に対する解答を、テキスト・レポートから抜粋し、分かり易くまとめております。
【短時間で一発合格】 を目標に毎試験に臨みました。
従って、脈絡なく意味不明のまま覚えるのではなく、語句のつながりを大切にし、
スーッと頭に入るように心がけて作成しています。
本解答案を暗記することで、私は一度も科目最終試験に落ちずに済みました。
さらに、少量の私見等を盛り込めば、概ね裏面3分の1まで、答案用紙が埋まりますので、
安心して採点結果を待つことができると思います。
皆様の、スムーズな学習のご参考になれば幸いです。
★設題内容★
1.学校教育における人権(同和)教育のあり方について実践にふれながら述べよ
2.人権教育の定義(人権教育のための国連10年)を100字以内でまとめ、これを踏まえた人権(同和)教育のあり方について
3.人権教育と同和教育の関連について述べよ
4.50年に及ぶ戦後の同和教育のあゆみと意義について論じること
5.部落問題解決に向けた近代以降(戦後を中心に)における同和行政(教育以外の取組を中心に)の取組について論じること
6.宣言・綱領・決議や設立の経過・意義などから「全国水平社(1922年3月3日創立)」について論じること
P6703 人権(同和)教育テスト対策
1.学校教育における人権(同和)教育のあり方について実践にふれながら述べよ
学校教育において「同和教育」の施策はどのように展開されてきたか。以下3つが「何を目指し」「どのように」取り組まれてきたのか、また、それぞれの成果や課題はどのようなものだったのかを述べていく。
A抽出促進(指導)
原学級(本来学んでいる学級)での一斉授業では伸ばしきれていない、部落の子どもの学力保障をするもの。別教室で行われる。基本的に、国語・数学・英語を中心に、1~3人で、一人ひとりの課題に応じた進度や内容で学習を進める。最終的には原学級に戻ることを目指した。子ども一人ひとりに集中して指導できるため、学力を底上げする効果はあった。
しかし、「知識の一方的な教え込み」という傾向が強かった。そのため、集団の中の刺激や、仲間と交流する力が養えない、というデメリット。高校進学後に、独り立ちできないという例も多い。京都市内の中学校で実践。
B分割授業
いわゆる「少人数制の授業」。抽出促進授業の課題克服のために実施。小集団の中で同和地区生徒の「自立の促進」と「格差の是正」を目指す。原...