「母性保健」 第1課題&第2課題 (聖徳大学)

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    資料紹介

    【第1課題第2設題】月経・基礎体温・妊娠の成立について説明しなさい。
    【第2課題第4設題】更年期の健康障害について、①その原因、②症状、③治療、④日常生活の対応について述べなさい。
    【評価】第1課題:B 第2課題:A
    【参考文献】○母子看護 著者:武谷雄二 医学書院(2013年2月1日第10版第6刷発行)
    ○月経らくらく講座 著者:松本清一 文光堂(2005年7月11日第1版第3刷発行)
    ○女性看護学 著者:吉沢豊予子、鈴木幸子 メヂカルフレンド社(平成24年2月12日第1版第3刷発行)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

            第1課題 第2設題
      
     月経とは、周期的に繰り返され、かつ限られた日数で自然に終わる子宮からの出血であり、妊娠を目的とした女性の機能である。毎週期、卵巣では卵胞が発育、成熟し、排卵され、排卵後残った卵胞の袋が黄体を形成し、妊娠が起こらない場合は黄体が退行するという一連の動きが起こっており、これにより子宮内膜が変化する結果、月経が起こっている。
     これらの現象は主としてホルモンの作用によって起こされている。まず、脳の視床下部から出る性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が脳下垂体に作用して性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)を放出させる。ゴナドトロピンには、卵胞を発育させる卵胞刺激ホルモン(FSH)と、成熟した卵胞に作用して排卵を起こさせ、黄体をつくらせる黄体化ホルモン(LH)の2種類がある。
     月経周期の始め頃、卵巣の中の原始卵胞のいくつかがFSHの作用で大きくなり、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増して、1つの卵胞が特に大きくなる。さらにFSHの分泌が亢進すると、LHが放出され、成熟卵胞の壁が破れて中の卵子が卵巣の外に飛び出し、排卵となる。残った卵胞の袋の細胞...

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