佛教大学 R0712社会学概論 第二設題

閲覧数1,755
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    佛教大学通信課程のレポートを作成する際に参考になれば幸いです。

    添削担当者の評価を以下に示します。
    【設題の把握】 十分
    【テキストの理解】 十分
    【評価】A
    添削者からの訂正が無く、合格でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    多文化社会の共生にとって障壁となる認知構造について
     グローバル化という言葉が多用される近年において、国籍あるいは人種・民族の差異を用いて個人を判断する指標とするという手法が誤謬をもたらすこともはや自明となっている。反面、その様な差異が差別の材料として用いられることも多々あり、ここにグローバル社会の難しさを指摘することも可能である。また、上記した国籍・民族の差異はしばしば文化の異同にもつながり、グローバル化とあいまって多文化社会が成立する要因となっている。
    かつてわが国の首相中曽根康弘は、「アメリカは複合民族なので教育などで手が届かないところがあるが、日本は単一民族なのでやさしい」といった旨の発言をし、米国内で問題とされたことがある。元首相の発言の真意はさておいたとしても、日本が単一民族であるという誤解は、たとえば1985年の『外交青書』にも記載されたことがある表現であり、少なくとも一世代前の日本人にはある程度共有されていた観がある。ただし、当時の日本において、アイヌ民族や在日朝鮮人の存在が見過ごされていたかというとそうではなく、むしろあえて彼ら彼女らの存在を無視することで、単一民族性...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。