「フランクリン自伝」を読んで
ベンジャミン・フランクリン。彼は日本人にはあまりなじみのない存在である。しかしアメリカ人にとっては国民的な有名人である。彼は決して裕福とはいえない職工の家に生まれたが、持ち前の勤勉性と倹約性を活かして、次々と公共性の精神に照らした社会的成功をおさめていく。その成功は、印刷業からはじまり政治や外交、本の出版など多岐に渡っている。成功の裏で彼が続けた前述の2点の重要さと彼の偉業が、今もなおアメリカでは支持されているのだ。その証拠に、この本はアメリカ国内で長年にわたるベストセラーとなっている。彼の著書のなかで、私が感銘を受けた部分を中心に、感想
「フランクリン自伝」を読んで
ベンジャミン・フランクリン。彼は日本人にはあまりなじみのない存在である。しかしアメリカ人にとっては国民的な有名人である。彼は決して裕福とはいえない職工の家に生まれたが、持ち前の勤勉性と倹約性を活かして、次々と公共性の精神に照らした社会的成功をおさめていく。その成功は、印刷業からはじまり政治や外交、本の出版など多岐に渡っている。成功の裏で彼が続けた前述の2点の重要さと彼の偉業が、今もなおアメリカでは支持されているのだ。その証拠に、この本はアメリカ国内で長年にわたるベストセラーとなっている。彼の著書のなかで、私が感銘を受けた部分を中心に、感想...