2014年度における明星大学・通信教育課程・数学科教育法2(PF3050)(単位1,2)の合格レポートです。
1単位目:中学3年生の「三平方の定理」の指導において、その導入から定理の証明までを3時間で構成する授業計画として作成せよ。
2単位目:高校数学IIの「微分法」の指導をするにあたって、その導入部分である「平均変化率」「微分係数」「導関数」までの流れを、中学3年の「二次関数の変化の割合」と関連付けて指導する計画を作成せよ。
第3学年X組 数学科学習指導案(略案)
導入
指導者 〇〇 XX
1. 学年
中等学校第3学年
2. 教科名
数学 (教科書:新しい数学3 東京書籍)
3. 単元名
6章 「三平方の定理」1節「三平方の定理」
4. 単元の目標(1)三平方の定理を理解できる。
(2)三平方の定理を正方形の面積、三角形の相似を用いて証明できる。
(3)三平方の定理の逆を理解し応用できる。
5 指導過程
過程 時間
学習活動
指導・支援上の留意点
評価
1.三平方の定理の概念を理解する。
・ピタゴラスが定理を発見したとされる床面のタ
イルの敷き詰めの話を紹介する。
・プロジェクターに投影し、ある正方形の面積は
関心
10分
どの正方形の面積の和と等しくなるかを考えさ
観察
せる。
【プロジェクター】
展開
2.教科書の付録の型紙を使いパズルを行う。
・面積の和が等しく、それぞれの面積は
𝑎2 , 𝑏 2 , 𝑐 2
なことより => 𝑎2 + 𝑏2 = 𝑐 2
となることを理解させる。
・新単元なのでパズルを通して興味を持たせる
ように留意する。
意欲
関心
35分
展開
【パズル】
3...