【PB2160】 初等教育方法学 1単位目

閲覧数1,720
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014 年度 PB2160 初等教育方法学 1 単位目

    1.系統学習と問題解決学習の長所と短所を整理し、比較検討しなさい。

    2.次の語について、それぞれ調べなさい。
    (1)情報活用能力(2)絶対評価(3)生きる力
    使用教科書:『教育方法の理論と実践』小川哲生・菱山覚一郎著(明星大学出版部)

    講評
    1、両者自体について認識がある様子です。
    2、各事項とも調べてあり、要約も充実しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    7 / 7

    初等教育方法学1

     1.現在の教育方法は多種多様であるが、基本的には次の二つの類型に分けることができる。1つは系統学習と呼び、知識・技能を系統的に順序良く教授し、的確に習得させることをめざしており、人類が築きあげた文化遺産や科学的な成果などを次世代に伝達し、継承させるという考え方で、教科中心(教師中心)主義の教育方法などと表現される。

    もう一つは問題解決学習と呼び、学習者の興味や関心を引き起こす課題を問題と設定し、学習者の主体的な活動や探求によって解決に導くという方法であり、その解決の過程において思考力・判断力・洞察力の育成をめざしており、学習者中心(経験中心)主義の教育方法などと表現される。

     系統学習の長所は、短時間に多人数の学習者に対して共通の学力や知識の育成が可能であり、学校などの一斉学習に適している。さらに、教材の配列が系統的に教科書等に示されており教師が題材を選択する必要もなく、負担も軽減される。また、テストや質問等で学習者の理解度を測ることも比較的容易に行える。しかし、詰め込み注入主義に陥り、学習者の思考や個性が育たず、さらに学習の速度に適応できず取り...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。