英語学概説 分冊2

閲覧数1,929
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部合格レポートです。課題2について解答しました。
    教材の内容をわかりやすくまとめていて好感がもてます。とのお褒めをいただきました。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    英語学概説

          0085(分冊2)
    人が行う会話とは、何かを「話題」としてとりあげ、それについて「何かを述べる」という事を繰り返しながら情報のやり取りをする事である。話し言葉であれ、書き言葉であれ、情報交換の道具である文は、既知(旧情報)+未知(新情報)で表される。この様な一定の構造を文の情報構造(information structure)という。

    情報構造の立場から見ると、文が伝える情報は、話し手が会話の文脈や場面に基づいて聞き手もすでに知っていると判断する「旧情報」と、聞き手はまだ知らないと判断して会話の中に初めて提示する「新情報」に分けられる。例えば、

    (1) a. What did Tom do? b. (Tom)He kicked the dog.

    (2) a. Who kicked the dog? b. Tom kicked the dog.

    (1 a)では、Tomが何をしたかに関する情報を求めている。(1 b)の返答ではTom(He)は旧情報であり、

    kicked the dog.の部分が新情報である。一方、(2 a)では誰かが犬を蹴った事...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。