2015年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
また、本科目の科目終了試験の過去問と回答例も別データで販売しております。科目終了試験を受ける方、レポートに一工夫を加えたい方は参考にしていただければ幸いです。
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(課題1単位目)
1.家計と企業と政府の関係について説明しなさい。
2.有効需要理論について説明しなさい。
① 経済とは、経済主体の間の、お金と財・サービスの交換のことである。経済主体には、家計・企業・政府の3つがあり、相互に財・サービスを取引することで経済は循環している。では、それぞれの間にどのような関係があるか。
まず、家計と企業の関係に注目する。家計は労働力や土地などの生産要素を供給し、企業はこれに対して賃金・対価を支払っている。生産要素においては、家計は供給主体であり、企業は需要主体である。企業は生産要素を用いて財・サービスを生産して供給し、家計はこれを購入して生活する。財・サービスについては、企業が供給主体であり、家計は需要主体である。
このことから、経済取引は家計と企業の2者のみでも成り立つと考えられる。ここになぜ、政府という経済主体が必要なのか。
企業の生産する財・サービスは政府にも供給されるため、企業と政府の間にも財・サービスについて需給の関係が成り立っている。また企業は法人税などの税を納め、道路の整備など政府から産業の発展に役立つ公共サービスを受けて...