専門演習Ⅰ

閲覧数3,512
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「子どもの心を知ることについて述べよ。」
    1.はじめに

    保育者が充実した保育を展開していくうえで特に重要となることは、子どもたちを理解すること、つまり幼児理解をすることが基礎であるといえる。まず幼児理解をするためには子どもの心に寄り添い、子どもの心を知ることが第一に必要となる。そのためにも保育者は、子どもたちを臨床保育的視点で捉え、いわゆるカウンセリングマインドを行う力が求められている。以下、子どもの心を知ることについて、臨床保育的視点から、観察法やカウンセリングマインドについて触れながら論じていく。

    2.臨床心理学的視点

    子どもを理解する視点として、保育実践においても臨床心理学的な視点が役割を果たすことは少なくない。臨床心理学的視点とは、子どもの心を理解して、それに寄り添いながら、その子どもが自分で歩んでいくのを手助けするという見方のことをさしている。つまり、臨床心理学的視点では、どうしても必要な場合以外は、大人からの積極的なはたらきかけをなるべく控えて、子どもの育ちを「待つ」という視点が大切となる。

    3.観察法について

    子どもの心を知る上で観察法は欠かせない。まず観察法と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。