◦個別課題、実験目的
デジタルマルチテスターを用いて、乾電池のDC電圧、コンセントのAC電圧、低抗体、ダイオードの抵抗を測定した。また、直接電流を測定せずに、回路の電流を計算した。
◦実験方法
(1)乾電池のDC電圧の測定
テスターをDCVレンジに切り替え、乾電池の電圧を測定した。
(2)コンセントのAC電圧の測定
テスターをACVレンジに切り替え、コンセントの電圧を測定した。
(3)低抗体の測定
Ωレンジに切り替え、低抗体の抵抗を測定した。また、測定した抵抗 値と規格表示(カラーコード)を記録し、その表示値を求めて測定値 と比較し、誤差の範囲にあるかを検討した。
(4)ダイオードの測定
Ωレンジに切り替え、ダイオードの抵抗を測定した。
(5)標準抵抗を用いた電流測定
抵抗測定レンジを用いず、抵抗ボックス上の標準抵抗の両端の電圧を 測定し、回路の電流を測定した。
◦実験結果
(1)乾電池の電圧測定の結果は、下の表-1のようになった。
・乾電池の電圧測定の結果
回数/回 測定値/V 1 1.591V 2 1.591V 3 1.591V 平均値 1.591V
表-1
測定値の誤差は、±(0.9%rdg+2dgt)なので、乾電池の電圧結果の誤 差は、1.591×(9/1000)+0.002=0.016Vである。よって結論は、 (1.591±0.016)Vとなる。
(2)コンセントの電圧測定の結果は、下の表-2のようになった。
・コンセントの電圧測定の結果
回数/回 測定値/V 1 99.9V 2 99.9V 3 100.1V 4 100.0V 5 100.1V 6 100.0V 7 99.9V 8 100.0V 9 100.3V 10 100.3V 平均値 100.1V
表-2
測定値の誤差は、±(1.2%rdg+5dgt)なので、コンセントの電圧結果 の誤差は、100.1×(12/1000)+0.005=0.2Vである。よって結論は、 (100.1±0.2)Vとなる。
(3)低抗体の測定
測定した低抗体のカラーコードは(橙橙赤金)と、(茶緑黒赤茶)の 二つであった。それぞれ低抗体A、Bと置くと、測定結果は下の表-3の ようになった。
・低抗体A、Bの測定結果
回数/回 測定値(A)/Ω 測定値(B)/Ω 1 3.22kΩ 15.00kΩ 2 3.22kΩ 15.00kΩ 3 3.22kΩ 15.00kΩ 平均値 3.22kΩ 15.00kΩ
表-3
低抗体Aの測定値の誤差は、±(2.0%rdg+2dgt)なので、誤差は 3.22kΩ×(2/100)+0.02=0.08kΩとなる。よって、低抗体Aの数値の 結論は(3.22±0.08)kΩである。また、この低抗体のカラーコードから 抵抗値を求めると、33×102Ω=3.3kΩであり、誤差は5%なので3.3kΩ ×(5/100)=0.2kΩより、(3.3±0.2)kΩである。よって、低抗体Aの 測定値の結論は誤差の範囲内である。
同様にして、低抗体Bの測定値の誤差は、±(5.0%rdg+2dgt)より、 誤差は0.77kΩとなるので、低抗体Bの数値の結論は(15.00±0.77)kΩ である。また、この低抗体のカラーコードから抵抗値を求めると、15k Ωであり、誤差は1%なので0.2kΩより、(15±0.2)kΩである。
◦個別課題、実験目的
デジタルマルチテスターを用いて、乾電池のDC電圧、コンセントのAC電圧、低抗体、ダイオードの抵抗を測定した。また、直接電流を測定せずに、回路の電流を計算した。
◦実験方法
(1)乾電池のDC電圧の測定
テスターをDCVレンジに切り替え、乾電池の電圧を測定した。
(2)コンセントのAC電圧の測定
テスターをACVレンジに切り替え、コンセントの電圧を測定した。
(3)低抗体の測定
Ωレンジに切り替え、低抗体の抵抗を測定した。また、測定した抵抗 値と規格表示(カラーコード)を記録し、その表示値を求めて測定値 と比較し、誤差の範囲にあるかを検討した。
(4)ダイオードの測定
Ωレンジに切り替え、ダイオードの抵抗を測定した。
(5)標準抵抗を用いた電流測定
抵抗測定レンジを用いず、抵抗ボックス上の標準抵抗の両端の電圧を 測定し、回路の電流を測定した。
◦実験結果
(1)乾電池の電圧測定の結果は、下の表-1のようになった。
・乾電池の電圧測定の結果
回数/回 測定値/V 1 1.591V 2 1.591V 3 1.591V 平均値 1.591V
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