ICU自己学習(敗血症)

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    資料紹介

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    敗血症
    ○敗血症(Sepsis)とは、一般的には病原微生物による感染症による炎症が全身に拡大した重篤な病態である。敗血症ショックは敗血症が重症化して血液の低還流や血圧の低下などの全身性の急性循環障害を示す重症敗血症からさらに悪化し、高密度な集中治療・看護による周到な全身管理に対しても反応が不良となった状態を示す。

    ⇒菌が体の中に入り、感染して炎症が起こる。炎症が起こると動脈拡張・心拍出量低下により血圧が低下する。・・・循環不全の完成!
    ①定義

    「感染によって発症した全身性炎症反応症候群(SIRS)」とされている。

    ⇒SIRSに感染あるいは感染にSIRSが加わった状態を示している。
    感染部位(感染巣):呼吸器、腹腔、尿路、創部、カテーテル刺入部、血液など
    ②重症度分類

    ★重症敗血症

     感染による炎症が全身に拡大した敗血症の状態から臓器還流低下によって、乳酸アシドーシス、乏尿、意識混濁などが認められ、低血圧、臓器障害を呈する状態
    ★敗血症ショック

     重症敗血症の中で、十分な輸液負荷を行っても低血圧(収縮期血圧<90mmHgまたは通常よりも>40mmHgの低下)が持続する全身性の...

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